吉松琳果が初の決勝進出「頭は冷静に心は熱くプレーできた」

[ 2022年9月8日 19:28 ]

<全日本フェンシング選手権>女子エペ決勝進出を決め、笑顔の吉松琳果(左)
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 フェンシングの日本選手権第1日は8日、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われ、女子エペは女子は吉松琳果に(24=光和)と黒木夢(27=タマディック)が11月5日の決勝(LINE CUBE SHIBUYA)に進んだ。

 吉松は自身よりもランキングが上の斎藤華南(専大)との準々決勝、原田紗希(慶大)との準決勝とも1本勝負を制して初の決勝進出。「頭は冷静に心は熱く、しっかりプレーすることができたと思います」と胸を張った。

 高校入学後にフェンシングを始め、日大では団体メンバーとして日本一も経験したが、大学卒業後は所属先が決まらず、居酒屋でのアルバイトを続けながら競技を続けてきた。この8月から所属先が光和に決まり、来春には正社員としての採用も決定した。「フェンシングに集中できるようになった」。全日本では昨年のベスト16が過去最高成績だった吉松が一気に頂点を狙える位置に躍り出た。

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2022年9月8日のニュース