男子エペは加納と坂本が決勝進出　世界選手権銀メダルの見延はまさかの敗戦…

＜全日本フェンシング選手権大会＞男子エペ準決勝で坂本圭右（右）に敗れ、苦笑いする見延和靖
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　第75回全日本フェンシング選手権第1日は8日、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われ、男子エペは前年覇者の加納虹輝（24＝日本航空）と坂本圭右（38＝自衛隊）が11月5日（東京・LINE　CUBE　SHIBUYA）の決勝に進出した。

　加納は予選プールで全体20位と振るわず、決勝トーナメントは1回戦から出場となったが、徐々に調子を上げ、準々決勝では昨夏の東京五輪団体金、7月の世界選手権団体銅メンバーの山田優（28＝山一商事）を15―10で下した。

　38歳のベテラン坂本は準々決勝で世界選手権銀メダリストの見延和靖（35＝ネクサス）に15―12で逆転勝ちした。3年ぶり3度目の優勝を目指した見延だが、まさかの敗戦で決勝に進めなかった。