バスケ女子W杯メンバー発表　東京五輪アシスト王の町田が落選　恩塚監督「コンディションに不安」

町田瑠唯
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　バスケットボール女子W杯（9月22～10月1日、オーストラリア・シドニー）に出場する日本代表メンバー12人が8日、発表された。

　銀メダルに輝いた東京五輪アシスト王の町田瑠唯（29）が落選。今季は富士通でWリーグのシーズンを戦い抜き、5月～8月にはWNBAミスティックスでプレー。ミスティックスのレギュラーシーズンは全36試合に出場（先発2試合）し、1試合平均12・9分、1・8点、2・6アシストを記録したが、終盤は出場機会が激減した。

　恩塚亨監督（43）は町田について「シーズン終盤からコンディションに不安がある中で、トレーナーと私と本人と何度も協議した。その結果、五輪、Wリーグ、WNBAとこなした中で、このまま代表チームに合流して（W杯に）参加するのは難しいだろうということで招集を見送りました」と説明した。

　日本（FIBAランク8位）は1次リーグB組に入り、22日にマリ（同37位）、23日にセルビア（同10位）、25日にカナダ（同4位）、26日にフランス（同6位）、27日にオーストラリア（同3位）と対戦。各組上位4チームが準々決勝に進み、優勝チームには24年パリ五輪の出場権が与えられる。

　【女子W杯日本代表メンバー】
　▼ポイントガード　安間詩織（ベネチア）、山本麻衣（トヨタ自動車）、宮崎早織（ENEOS）
　▼シューティングガード　吉田舞衣（シャンソン）、平下愛佳（トヨタ自動車）
　▼スモールフォワード　宮沢夕貴（富士通）東藤なな子（トヨタ紡織）、赤穂ひまわり（デンソー）
　▼パワーフォワード　馬瓜ステファニー（トヨタ自動車）、高田真希（デンソー）、オコエ桃仁花（富士通）
　▼センター　渡嘉敷来夢（ENEOS）