女子エペ3連覇狙った佐藤希望が3回戦敗退…ママさんフェンサー、子供に手を踏まれ骨折

[ 2022年9月8日 18:28 ]

フェンシング女子エペの佐藤希望
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 フェンシングの日本選手権第1日は8日、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われ、女子エペで3連覇を狙った佐藤希望(大垣共立銀行)は3回戦で吉田ひなた(専修大)に14―15で敗れた。

 昨夏の東京五輪代表で、7月の世界選手権(エジプト・カイロ)にも出場。2児の母でもある佐藤は「ホント笑い話なんですけど」と切り出し、帰国後のオフ期間に家族で外食中に長男に手を踏まれて左手小指を骨折し、2日しか練習していない状態での出場だったことを明かした。

 「前回チャンピオンが出ないと大会が盛り上がらないと思い、強行出場しましたが、調整不足で負けてしまいました。3連覇は狙っていたけど、自信はなかった」とサバサバ。吉田との3回戦は序盤リードする展開も逆転を許し、「練習不足で体力がなくなり、足が動かなかった」と振り返った。

 全治2カ月と診断されており、佐賀でのランキングマッチは欠場する。「まずはケガを治して新しいシーズンに向けて調整していきたい」と前向きに話した。

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2022年9月8日のニュース