竹内がレギュラークラスで優勝 死闘PO制し「相模原では上位を目指して」

[ 2022年9月6日 04:30 ]

スポニチ主催内閣総理大臣杯第53回日本社会人ゴルフ選手権関東決勝大会 ( 2022年9月5日    埼玉県 日高CC=レギュラー=7019ヤード、シニア=6859ヤード、共にパー72 )

レギュラークラスで優勝した竹内(撮影・藤山 由理)
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 レギュラークラスはイーブンの72で並んだプレーオフで竹内規晃(32)が小林隆寿(52)を下し、優勝した。シニアクラスは昨年の全国3位の西川幸一郎(66)が72、2打差をつけて制した。シード選手を除きレギュラー上位30人、シニア14人が来月6、7日の日本選手権(神奈川・相模原GC東C)に出場する。なお全成績は別掲のQRコードに掲載される。

 プレーオフ3ホール目、5メートルのバーディーパットを沈め決着をつけた竹内は「プレーオフではボギーは打たないことだけを心がけました」とうれしそう。前半はパターに苦しんだが、途中から「安全第一にグリーンセンターを狙って」と3バーディー、3ボギーでまとめた。成城学園高、大学ではゴルフ部に所属。NTTデータSMSに勤務する今は、月に1、2回のラウンドがやっとだが「相模原では上位を目指して」と意欲を示していた。

 《西川貫禄V》全国シードの貫禄を見せてシニアクラスで優勝した西川は「特にいいところはなくても1Wが安定していたかな」と淡々とした口ぶり。6859ヤードと66歳にはきついコースも「苦しくなる距離ではない」という。東京都多摩市で不動産管理業を営み「ゴルフは比較的自由にやれる」と週1、2回のラウンドでハンデ0・8をキープし「競技会はやり直しが利かない真剣勝負」と試合を楽しんでいる。

 《女性初関東決勝の塩田は全国届かず》女性で初めて関東決勝に進出した歯科医の塩田美樹子は、84の84位で全国には届かなかった。女子ツアーを超える7019ヤードのコースを前に「落としてもいいホール、攻めるホールをイメージして」と臨んだが、前半は得意のアプローチにミスが出て44。それでも「ショットの距離が合ってきた」という後半は40と盛り返した。3年目で目標の関東出場を果たし「本当に楽しかった。来年はアプローチ、パターにより磨きをかけて」と全国出場を目指す。

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2022年9月6日のニュース