競歩・池田向希、川野将虎、今度は札幌でなく「東京を歩きたい」25年世界選手権

[ 2022年9月6日 15:37 ]

世界陸上の男子20キロ競歩で山西利和(左)が金、池田向希が銀とワンツー・フィニッシュを達成(AP)
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 7月に行われた陸上世界選手権の男子20キロ競歩銀メダルの池田向希、同35キロ銀の川野将虎(ともに旭化成)ら日本代表5選手が6日、東京都庁で小池百合子都知事を表敬訪問した。小池都知事は「素晴らしい成果でうれしい」とねぎらい、東京開催が決まった3年後の25年世界選手権へ向けて「今後も世界で日本の陸上を知らしめてほしい」と期待を込めた。

 昨夏の東京五輪では競歩とマラソンは札幌開催だった。3年後の大舞台について池田は「東京世界陸上である以上、東京でやりたい思いも少なからずある。東京の地を歩いて、もっと多く人に魅力や面白さを知ってもらいたい」と東京での実施に期待を込め、川野も「東京五輪は無観客で応援していただける機会なかった。3年後ならコロナも改善され、有観客の可能性もある。そこで歩けるように精いっぱい頑張りたい」と話した。

 世界選手権で女子1500メートルに出場した東京都新宿区出身の卜部蘭(積水化学)は「実家が国立競技場から3キロ。そういった地で世界陸上が開催されるのがうれしい。そういったところで、ゆかりのある一人として頑張りたい」と思いを語った。

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