ナダル敗退 四大大会の連勝は22でストップ 米国のティアフォがベスト8に進出

[ 2022年9月6日 08:18 ]

全米オープン第8日 ( 2022年9月5日    ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

4回戦でティアフォに敗れて姿を消したナダル(AP)
Photo By AP

 この大会を4回制している第2シードのラファエル・ナダル(36=スペイン)は、地元米国のフランセス・ティアフォ(24)に4―6、6―4、4―6、3―6で敗退。今年の四大大会では全豪と全仏を制し、ウィンブルドンでは準決勝を前にして負傷棄権となったものの行った試合では一度も敗れておらず、その連勝記録は「22」でストップした。

 また米国勢に対しては四大大会で過去31勝2敗と圧倒的な成績を残していたがこの連勝も「27」で途絶え、2005年(全米オープン3回戦)のジェイムズ・ブレイク以来、17年ぶりの敗北となった。

 “金星”を挙げた第22シードのティアフォは「彼(ナダル)は史上最も優秀な選手の1人。きょうは自分でも信じられないほどのテニスができた。幸せだなんてもんじゃない。言葉が出てこないよ」と歓喜。握手をかわしたあとは涙を流して勝利を喜んでいた。

 四大大会でのベスト8進出は2019年の全豪以来、自身2回目で、24歳での全米オープ8強進出は米国勢としては2006年のアンディ・ロディック以来。準々決勝では第9シードのアンドレイ・ルブレフ(24=ロシア)と対戦することになった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月6日のニュース