岩井ツインズの妹・千怜「常に挑戦者のつもりで」2週連続予選落ちからの復調目指す

メジャー初優勝へ「常に挑戦者のつもりで」と無欲を強調する岩井ツインズの妹・千怜
Photo By スポニチ

　女子ゴルフの今季メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯（賞金総額2億円、優勝賞金3600万円）は8日から4日間、京都府城陽市の城陽CC（6555ヤード、パー72）で行われる。

　8月のNEC軽井沢72、CATレディースで史上3人目のツアー初優勝からの2週連続Vを決めた岩井ツインズの妹・千怜（20＝Honda）は快挙達成直後の試合で2週連続の予選落ちを喫した。ことに2週前のニトリ・レディースでは通算12オーバーの112位とゴルフの内容もまるで別人のように悪かった。6日は姉・明愛（20＝Honda）らとアウト9ホールを視察。突然、訪れた不振脱出へ調整した。

　その岩井がプロ入り後初のメジャー挑戦となる今週、改めて自分に言い聞かせているのが「常に挑戦者のつもりで臨んでいくこと」だという。

　「2勝したからといって自分がうまくなった訳ではないので。もっとできるんじゃないかと思いすぎないよう、自分は自分の実力でゆっくり、ゆっくりやっていけたらいいかなと思います。自分は攻めるゴルフが好きなのでどんどん振って狙っていった結果（スコアが）アンダーだったらいいかな」

　2連勝の舞台となった軽井沢と箱根では実践できた、攻めながらも前のめりにはならないフラットな気持ちでのゴルフ。ティーショットの落としどころが狭く高低差のある城陽でそれを再び実践できるか。注目したい。