今季初勝利を目指す原英莉花 勝利への「ひらめき」求めてパワースポット金閣寺訪問計画

[ 2022年9月6日 16:41 ]

原英莉花
Photo By スポニチ

 女子ゴルフの今季メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(賞金総額2億円、優勝賞金3600万円)は8日から4日間、京都府城陽市の城陽CC(6555ヤード、パー72)で行われる。

 8月のCATレディースから3週連続トップ10入りと好調を持続している原英莉花(23=NIPPON EXPRESSホールディングス)は6日、アウト9ホールを視察するなどして調整。公式会見ではなぜか「永遠に不調っていうイメージが自分の中ではあって好調が続いているというのがどちらかというと珍しいんです。何か変なんですよね。自分が……」と浮かない顔を見せた。

 過去4勝のうち2勝がメジャー(2020年の日本女子オープンとLPGAツアー選手権リコーカップ)。大舞台で強さを発揮してきた。これまでの原は必ず勝利の前触れを感じ取っていたという。

 「パッとひらめく瞬間があって。それがあるといい勝負ができるんです」

 トップ10入りを続けているこの3試合にこの「ひらめき」はなく、最終日にスコアを伸ばせず、順位も落とした。ことに2週前のニトリ・レディースでは最終日を首位で迎えながら76を叩いて7位に。両肩が上がるほど体に力が入って自分のゴルフができなかった。

 師匠の尾崎将司に「力が入っちゃうんです」と助言を求めたところ「そんなの当たり前だろ。ゆるゆるやってるよりはマシだ」とのジャンボ流の激励が返ってきた。

 「勝負の運を引き寄せる気持ちの持って行き方を見つけたい」
 大会開幕前にパワースポット巡りとして中学時代の修学旅行でパスしてしまった金閣寺訪問も計画。ゴルフ場でもゴルフ場の外でも勝利への「ひらめき」を求めて試行錯誤を続けるつもりでいる。

続きを表示

2022年9月6日のニュース