二所ノ関親方、地元茨城で日本一の少年相撲大会開催を計画

[ 2022年8月27日 19:44 ]

トークイベントで熱弁を振るう二所ノ関親方
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 大相撲の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が27日、東京都新宿区の早大でトークイベントを行い、部屋のある茨城県阿見町で日本一の少年相撲大会開催を計画していることを明かした。二所ノ関親方は小学時代にわんぱく相撲に参加したことが角界入門のきっかけになったことを吐露。出身地の茨城県に部屋を構え、これまで相撲と縁が薄かった茨城県南地区の活性化を推し進めるべく準備を進めている。少年相撲大会は阿見町と計画中で「全国から人を集めて開催したい。地元の各学校に土俵を作ることなど子供達と携われるよう企画中です」と意欲的だ。

 この日のトークイベントは親方が大学院生として在籍した早大の社会人向け講座「エクステンションセンター」の29号館移転記念として開催された。オンライン視聴を含めた約1000人の前で二所ノ関親方は「わが相撲道を究める―新たなる挑戦」をテーマに約1時間、自身の入門の経緯、現役時代の裏話、ケガをしない体作りなどを経験談を交えて紹介した。

 質問コーナーでは今後の師匠としての目標を問われ「(所属の)全力士を関取にすること。そこから横綱、大関を作ることがひとつの目標です。強くなる近道はみんながやらない基礎をやる。最後に自分が信じれることは基礎。そこを弟子には教えています」と熱く語った。 

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2022年8月27日のニュース