バスケ男子日本 馬場奮闘及ばずイランに11点差敗戦 W杯アジア2次予選

[ 2022年8月27日 05:10 ]

<日本・イラン>攻め込む日本の馬場=左から2人目(国際バスケットボール連盟提供)
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 バスケットボールの23年男子W杯アジア2次予選F組は25日、テヘランで行われ、世界ランキング38位の日本は同23位のイランに68―79で敗れた。通算成績は1次予選の勝敗を持ち越し、2勝5敗となった。第1クオーター(Q)は競り合ったが、第2Qは相手の高さに攻守ともに苦しみ、5得点のみで前半は32―44。後半はチーム最多27得点の馬場雄大(26)が、最終Qだけで10得点するなど奮闘したが及ばなかった。開催国枠で出場が決まっている日本は30日に沖縄アリーナで世界ランク68位のカザフスタンと対戦する。

 社会情勢の影響で米国籍のホーバス監督と日本国籍取得選手が不在の日本は、開始10分で3点シュートを15本中7本と高確率で成功させてリードした。しかし、第2Qではフリーの選手をつくりながら11本放って成功はわずか1本。佐々監督代行は「30%を超えなければ勝てない」と27・5%だった3点シュート成功率を嘆いた。高さで上回る相手にリバウンド数でも32対51と劣勢を強いられ、7月のアジア杯と同じ弱点を露呈した。

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2022年8月27日のニュース