「Dream Seeker Racing Team」大会新V 自転車トラック全日本選手権

[ 2022年8月27日 05:10 ]

男子チームスプリントで優勝したDream Seeker Racing Team。(左から)長迫、中野、小原
Photo By 共同

 自転車のトラック種目全日本選手権第1日は26日、静岡県伊豆市・伊豆ベロドロームで行われ、男子チームスプリントで日本競輪選手会の中野慎詞、小原佑太と東京五輪BMX代表でトラックに転向した長迫吉拓が組んだ「Dream Seeker Racing Team」が43秒416の大会新記録で勝った。東京五輪のオムニアムに出場した橋本英也(日本競輪選手会)は非五輪種目のエリミネーションを制した。

 東京五輪では出場枠を逃した男子チームスプリントで大会新記録が生まれた。前回大会に続いて1走として表彰台の中心に立った長迫は「記録を塗り替えるということを実行できてうれしい」と実感を込めた。脇本雄太らが東京五輪後に代表を退き、2年後のパリ五輪に向けて新たなメンバー争いが繰り広げられている。3走を務めた23歳の中野は「パリ五輪でメダルを獲ることが目標。チーム内の争いが激しいが勝ち抜いていきたい」と闘志を燃やした。

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2022年8月27日のニュース