体操・内村さんライバルのベルニャエフ「私は無事で元気」、キーウで取材応じる

[ 2022年8月14日 05:20 ]

キーウ市内で取材に応じるベルニャエフ
Photo By 共同

 16年リオデジャネイロ五輪の男子体操総合決勝で優勝した内村航平さんと僅差の金メダル争いを演じ、種目別平行棒を制したウクライナのオレグ・ベルニャエフ(28)が13日までに首都キーウ(キエフ)で共同通信の取材に応じた。ロシアの侵攻後、内村さんが安否を気にかけていたことに対し「私は無事で元気に生きている」と語った。

 16年に軍に入隊し、現在は上級中尉。今年3月から1カ月半、練習を中断し、軍施設で銃の組み立てや解体など基礎的な訓練をした。実戦経験はないが、戦闘を命じられれば「心構えはできている。ロシアに勝つしかない」と力強く語った。24年パリ五輪を目指し練習を再開しており、機会があれば侵攻の悲劇を五輪の場で訴えるつもりだ。

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2022年8月14日のニュース