豊昇龍が夏巡業で披露した叔父・朝青龍のモノマネ 指示していたのは…?

[ 2022年8月14日 17:01 ]

春日部場所で報道陣の取材に応じる豊昇龍(撮影・前川 晋作)
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 大相撲夏巡業が14日、埼玉県春日部市のウイング・ハット春日部で行われ、小結・豊昇龍(23=立浪部屋)が報道陣の取材に応じた。

 この日、夏巡業では初めて申し合い稽古に参加。竜電と若元春を相手に2番取っただけだったが、ぶつかり稽古では大関・正代(30=時津風部屋)にガッチリ出してもらい、充実の汗を流した。名古屋場所で足首を痛めており「あまり負担をかけないように」と様子を見ながらの稽古。その中でも「いろんな人の相撲の形を見てみようと」と“見取り稽古”に取り組み「勉強になった」と振り返った。研究の成果を問われると「内緒にしておきます」と明言を避け、秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)へ期待を持たせた。

 巡業中の取組では、叔父である元横綱・朝青龍のモノマネを披露した日もあった。最後の仕切りで塩を取りに行く時にまわしを叩いて気合を入れる、あの動きだ。「巡業部の親方衆に“お客さんを盛り上げるためにやって”と言われて」と経緯を説明。2年8カ月ぶりの巡業で“盛り上げ役”を担った。「子供の時からずっと見ているので覚えています」と、朝青龍の動きは体に染みこんでいるようだった。

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2022年8月14日のニュース