Tリーグ0勝の吉山僚一が3位「チャレンジャー精神で自分のプレー出し切れた」

[ 2022年8月14日 13:50 ]

男子3位決定戦、スマッシュする吉山(撮影・島崎忠彦)
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 卓球Tリーグ個人戦のノジマカップ最終日は14日、神奈川県平塚市のトッケイセキュリティ平塚総合体育館で行われ、男子3位決定戦は18歳の吉山僚一(岡山リベッツ)が森薗政崇(同)との同門対決を4―1で制して3位となった。

 愛工大名電高の3年生。これまでTリーグでは0勝4敗ながら、母校の大先輩イチローにあやかり背番号「51」で臨んだ今大会は強豪を次々に撃破した。準決勝では16年リオデジャネイロ五輪代表の吉村真晴(琉球アスティーダ)に敗れたものの、3位決定戦では「尊敬する」森薗に完勝。「自分はTリーグ0勝なのでチャレンジャー精神で自分のプレーを出し切ることができて良かった」と笑顔を見せた。

 目標は28年ロサンゼルス五輪だが、今が伸び盛りの18歳は「前回の選考会がダメだったけど、今大会から頑張ろうという気持ちだった。間に合うのであれば」と24年パリ五輪出場にも意欲を示した。

 今大会は24年パリ五輪シングルス代表選考ポイントの対象大会で男子16選手、女子24選手が出場してトーナメント方式で開催されている。

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2022年8月14日のニュース