今季国内男子ゴルフに新規大会「平和PGM選手権」賞金総額1億5000万円

[ 2022年8月8日 15:10 ]

 日本ゴルフツアー機構(JGTO、青木功会長)は8日、2022年シーズンの新規ツアー競技を今秋、実施すると発表した。

 大会名は平和PGM選手権。開催日程は10月27日から4日間。コースは今年4月にツアー競技のISPS・ハンダを開催した茨城県小美玉市のPGM石岡GC。賞金総額は1億5000万円。遊技機の開発、製造、販売を行う平和(嶺井勝也代表取締役社長)とゴルフ場の運営、受託などを行うパシフィックゴルフマネジメント(PGM、田中耕太郎代表取締役社長)が主催する。

 PGMは2013年から7年間、男子ツアーの平和PGM選手権を実施してきたが、コロナ禍による業績の悪化などを理由に大会の実施を中断。2020年の後半以降、業績がコロナ禍前の水準またに回復したことから復活開催を決断した。

 PGMの田中社長は大会の実施について「スポーツビジネスの活性化はプロ競技が盛り上がってこそ」と話し、JGTOの青木会長は「男子ツアーに対する思い入れ、心意気に感謝しかありません」と謝意を述べた。

 1999年のJGTO発足以降、同一年に同じ会場で2大会を実施するのは国内男子ツアーでは初めて。平和PGM選手権の開催により今季の国内男子ツアーは26試合、賞金総額は31億2558万円となった。

 大会を主催するPGMは併せてツアー外競技の平和PGMチャリティゴルフを来年2月24、25日に沖縄県恩納村のPGMゴルフリゾート沖縄で実施することも発表した。例年、国内女子ツアーの開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースが実施される前週の開催。男女プロによるペアマッチでの実施を予定している。

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