西岡 世界8位から金星、4年ぶりツアー優勝王手「ベスト尽くしたい」

[ 2022年8月8日 05:20 ]

決勝進出を決めた西岡(AP)
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 テニスのシティ・オープンは6日、男子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング96位の西岡良仁(26=ミキハウス)が、第1シードで世界8位のロシア出身、アンドレイ・ルブレフ(24)に6―3、6―4でストレート勝ち。18年9月の深センオープン以来、4年ぶり2度目のツアー優勝を懸けて、7日の決勝で世界63位のニック・キリオス(27=オーストラリア)と対戦する。

 世界トップ10から西岡が金星を挙げた。第1セットは第4ゲームで先にブレークに成功し、勢いに乗り先取。第2セットは第2ゲームでサービスゲームを失ったが、すぐにブレークバックして流れを取り戻した。18年9月にツアー初優勝。20年2月にデルレイビーチ・オープンで準優勝しており、今大会が3度目の決勝進出となった。

 ツアー大会はグランドスラム、マスターズ、ATP500、ATP250の4つの格式があり、過去2度の決勝は250の大会で、上位カテゴリーでは4強以上も初めてだった。西岡は過去1勝3敗のキリオスとの大一番に向け「500大会の決勝は初めてだから、ベストを尽くしたい。彼のサービスゲームを崩すのはとても難しい。自分のサービスゲームに集中することが重要になる」と語った。

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2022年8月8日のニュース