坂本 反撃の2ランも及ばず、1勝1敗に ソフトボール日米対抗第2戦

[ 2022年8月8日 05:20 ]

日米対抗第2戦 ( 2022年8月7日    県営あづま )

<日本・米国>7回に左越え2ランを放つ坂本結愛
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 ソフトボールの日米対抗第2戦は7日、福島市・県営あづま球場で行われ、昨夏の東京五輪で金メダルに輝いた日本代表は同銀メダルの米国代表に2―3で敗れ、1勝1敗となった。先発の勝股美咲(22=ビックカメラ高崎)が5回に3ランを被弾。7回に坂本結愛(ゆい、26=日立)の2ランで反撃したが、あと一歩及ばなかった。最終第3戦は8日、横浜スタジアムで行われる。

 3点を追う7回無死一塁から5番・坂本が左越えへ反撃の2ラン。勝利には結びつかなかったが、意地の一発に「打ったのはチェンジアップ。良いバッティングだった」と胸を張った。7月のワールドゲームズで代表初選出。宇津木監督が「凄く練習する。若い選手にも見習ってほしい」と絶賛する努力家は2試合で6打数3安打と好調。「明日は地元・横浜での試合なので、もっとファンを増やせるように頑張ります」と活躍を誓った。

 ≪勝股、一球に泣く≫勝股が一球に泣いた。0―0の5回2死二、三塁から3番クリングラーに3ランを被弾。「試合を壊してしまった。自分自身に悔しい」と唇をかんだ。18年に18歳で世界選手権代表に選ばれた逸材だが、昨夏の東京五輪は代表から漏れた。この日はエース上野から受けた助言を書き込んだノートを見直してマウンドへ。走者を背負いながらも粘り強い投球を見せ、宇津木監督は「一球の厳しさを感じたのはこれが初めての体験でしょう。ピッチング自体は良かった」と評価した。

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2022年8月8日のニュース