ラグビー仏代表シャルル・オリボン 日本の2メートルロックへ対策万全「さまざまなシナリオを用意」

[ 2022年7月8日 17:55 ]

<ラグビーフランス代表テストマッチ前日練習>練習後の会見に出席したシャルル・オリボン
Photo By スポニチ

 ラグビーのフランス代表は9日に東京・国立競技場で日本代表とのテストマッチ第2戦に臨む。8日には試合会場で前日練習を公開。通算24キャップのフランカーのシャルル・オリボン主将(29)は連勝に向けて「よりレベルの高くするために意識を変えている。モチベーションが高い」と意気込んだ。

 この日、報道陣に公開された冒頭15分の練習ではウォーミングアップなど軽めの個別練習で汗を流した。2日は42―23で勝利したが、今回の日本は前回からメンバーを入れ替え、ともに身長2メートルを超えるワーナー・ディアンズ(BL東京)、サナイラ・ワクァ(花園)をロックで起用。リザーブには新型コロナウイルス抗原検査の陽性判定による離脱から復帰した通算67キャップのフッカー堀江翔太(埼玉)、4日に追加招集した69キャップのSO田村優(横浜)、第1戦の前半に一時逆転トライを奪ったNo・8テビタ・タタフ(東京SG)をリザーブに配置した。「日本代表が1戦目から(メンバー)が変えてきたことは意識している」とオリボン。具体的な対策は明かさなかったものの「さまざまなシナリオを用意して対応できるようにしてきた」と自信を口にした。

 試合当日は5万5000人を超える来場が見込まれている。オリボンは「19年のW杯でも日本のファンの温かさを感じた。今回も心温まる歓迎に感動している。ベストを尽くし、私たちの誇りを日本の皆さんにお見せしたい」と誓った。

続きを表示

2022年7月8日のニュース