「大関として恥ずかしくない相撲を」伊勢ケ浜審判部長がカド番の正代と御嶽海に奮起促す

[ 2022年7月8日 15:17 ]

出羽海部屋で稽古を行った御嶽海(代表撮影)
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 日本相撲協会は8日、大相撲名古屋場所(10日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議を開き、伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)が報道陣の電話取材に応じた。

 夏場所で7度目の優勝を果たした横綱・照ノ富士は初日に阿炎、2日目に霧馬山と対戦する。師匠でもある同部長は「普段からやれることを自分でやるしかない状態ですから」と地力に期待した。

 また、カド番の大関・正代(30=時津風部屋)と御嶽海(29=出羽海部屋)について「大関として恥ずかしくない相撲を取ってほしい」と奮起を促した。「横綱を目指して日々精進しないと、大関として良い結果を残せない。そういった気持ちが足りないから結果が出ていない」。勝ち越しを目標にせざるを得ない現状に、厳しい言葉を並べた。

 正代には琴ノ若、御嶽海には隆の勝と、先場所活躍した勢いのある若手と初日に顔が合う。次の大関を目指す若手については「安定して勝ち星を残せるように頑張ってほしい」と期待した。

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