ラグビー日本代表・ディアンズ「フィジカル負けていない」フランス第2戦へ自信示す

[ 2022年7月8日 13:43 ]

フランスとの第2戦を控え、会場の国立競技場で前日練習を行う日本代表のワーナー・ディアンズ(中央)
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 ラグビー日本代表は8日、あす9日に控えるフランス代表との第2戦(東京・国立競技場)に向け、会場練習を行った。19年11月に完成した新しい国立競技場での日本代表戦は初めて。記念すべき一戦に向け、報道陣に公開された冒頭10分間の練習では、メンバーらがリラックスした表情でウオーミングアップを行った。

 練習後に取材に応じたロックのワーナー・ディアンズ(20=BL東京)は「(2日の第1戦は)前半は結構いいプレーができたが、後半は(ゲーム)コントロールをミスした。今回はゲームコントロールをしっかりやりたい」と意気込んだ。第1戦はリザーブから21分間の出場にとどまったが、今回は先発に昇格。しかもサナイラ・ワクァ(26=花園)とのコンビは、日本代表初の2メートル級ロックコンビ(ディアンズ2メートル1、ワクァ2メートル2)となる。

 敵将のファビアン・ガルティエ監督からも「ラインアウトでは特別なことをしてくるだろう」と警戒されているが、ディアンズは「自分たちはずっと(練習で)やってきたラインアウト、スピードと高さにフォーカスしたい」と頼もしい。23―42で敗れた第1戦を経験し、「相手のFWはみんな身長が高くて大きくてパワーはある。それは感じたが、フィジカルは負けていない感じはあった」と断言。リベンジ、そして今夏の代表最終戦を白星で締めくくるためにも、試合開始から相手をスマッシュする。

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