陸上・桐生、ツイッターで休養発表 「陸上人生でこれから何がやりたいのか考える」

[ 2022年6月18日 05:00 ]

陸上・桐生祥秀
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 陸上男子100メートルの元日本記録保持者で16年リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダリストの桐生祥秀(26=日本生命)が17日、自身のツイッターを更新し、今季の休養を発表した。「陸上人生でこれから何がやりたいのか しっかりと考える時間をつくることにしました 試合で走りたい!陸上やりたいと思うまで少しお休みします」とつづり「今シーズンは試合には出場しません。練習もまたどこかのタイミングでやり始めます」と明かした。

 決勝のバトンミスで終わった400メートルリレーメンバーだった東京五輪後から再出発した今季は、4月の出雲陸上を10秒18で優勝。その後は右太腿裏の違和感に苦しみ、先週の日本選手権は10秒27の6位に沈んだ。

 東洋大時代から師事する土江寛裕氏(48)らと協議して決断。世界ランク次第では7月の世界選手権(米オレゴン州)の出場権獲得の可能性を残すが、リレーを含めて辞退するという。土江氏は「期限を決めずにじっくり休んで、パリに向けて気持ちをしっかり充電してほしい」と話した。

 自身初の長期休養に入る桐生は「強くなって戻ってきます 待っていてください」と結んだ。

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2022年6月18日のニュース