レスリング・女子57級キロ桜井 終了直前の逆転タックルで初優勝!世界選手権代表に内定

[ 2022年6月18日 05:00 ]

全日本レスリング選抜選手権の女子57キロ級決勝、優勝し顔を手でおおう桜井(撮影・木村 揚輔)
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 レスリング明治杯全日本選抜選手権第2日が17日、世界選手権(9月、ベオグラード)代表選考会を兼ねて計8種目が東京・駒沢体育館で行われ、女子57キロ級で桜井つぐみ(20=育英大)が初優勝を果たし、世界選手権代表に内定した。同階級は東京五輪金メダリストの金城(旧姓川井)梨紗子が出産後の休養のため不在。24年パリ五輪へ、五輪2連覇女王が復帰する前に足場を固める。また男子フリースタイル61キロ級で、樋口黎(26=ミキハウス)が全3試合無失点で初優勝した。

 桜井が劇的な逆転勝利で大会を制した。昨年12月の全日本選手権と同じ顔合わせとなった決勝は、最終盤まで南條に1点リードを許したが、「負けない自信があった」と終了ブザー直前に仕掛けたタックルが決まり逆転。「少ない時間で攻める練習をやってきた(成果)」と胸を張った。昨年は五輪非階級の55キロ級で世界選手権を制し、その後に五輪階級に上げた。パリに向けて「(金城は)倒さないといけない相手。もっと強くなれると思う」と話した。

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2022年6月18日のニュース