ラグビー日本代表“予備軍”率いて快勝の堀川HC「2チーム制は今後も継続すべき」

[ 2022年6月18日 22:40 ]

ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ2022   日本34―15ウルグアイ ( 2022年6月18日    秩父宮 )

<日本・ウルグアイ>試合後にインタビューに答えるジョセフHC(撮影・久冨木 修)
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 世界ランキング10位の日本代表は同19位のウルグアイ代表を34―15(前半15―3)で下し、今夏のテストマッチを白星発進した。今回は代表予備軍に当たるナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)のメンバーで編成。1軍本隊へ昇格に向け、アピールを繰り広げた。25日に福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で行われるウルグアイ代表との第2戦からは“1軍”メンバーが登場する。

 〇…日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)に代わりこの日の指揮を執った、NDSの堀川隆延HC(リーグワン静岡監督)は「80分を通してゲームを支配できていた。ラインディフェンスが機能し、相手にスペースを与えなかった。相手はフィジカルが強かったが、自分たちのペースでボールを運べた」と満足そうだった。スクラムを毎日組むなど2週間の合宿で“予備軍”を鍛え上げており、「強化において2チーム制は絶対に必要。今後も継続してやっていくべきと思っている」と強調。主将を務めたSO田村優(横浜)も「時間が経つごとに自分たちの流れに持っていけた。2週間でできる全てのことをやって、いい成果が得られた」と手応えを口にし、自身のプレーに関しては「楽しかったのでよかった」と話した。

 〇…フランカーのシオネ・ラベマイ(BL東京)が後半20分から出場して代表初キャップを獲得。女子日本代表プロップのラベマイまこと(旧姓・江渕、横河武蔵野)と昨年3月下旬に結婚しており、夫婦で日本代表キャップ保持者となった。ラベマイは代表チームの公式ツイッターで「ファーストキャップめっちゃうれしい。ファンの応援、ありがとうございました」とコメントした。

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