メジャー2勝目へ　松山英樹はバーディー締めでイーブンパー発進　全米OP

米男子ゴルフツアー　全米オープン第1日 （ 2022年6月16日    マサチューセッツ州　ザ・カントリークラブ＝7254ヤード、パー70 ）

11番グリーンでバーディーパットのラインを読む松山
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　メジャー2勝目を目指す松山英樹（30＝LEXUS）は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの「70」で回り、イーブンパーで初日を終えた。前週のカナディアン・オープンで米通算21勝目をあげたマキロイ、東京五輪金メダルのシャウフェレと同じ注目のペアリングで臨み、ホールアウト時点では19位となっている。

　幸先良いスタートを切った松山だったが、序盤は思うようにスコアを伸ばせなかった。インスタートの11番パー3で1・5メートルにつけてバーディーを先行。だが続く12番ではティーショットを左へ大きく曲げてしまう。第2打もバンカーに入れ、3オン3パットのダブルボギー。その後はパーが続いたが、スコアを1つ落として前半を折り返した。

　後半に入り、2番パー3でボギーを叩く。1オンも狙える5番パー4ではティーショットを右手前のラフ、第2打を1・5メートルに寄せるながらバーディーパットを外してしまう。6番パー3でティーショットをピン手前1メートルにつけ、2つ目のバーディーを奪い、流れを引き寄せる。最終9番をバーディーで締めくくりイーブンパー。まずまずの発進となった。

　全米オープンは10年連続10度目の出場。過去に予選落ちは1度だけ、17年には2位にも入っている大会。松山の2度目のメジャー制覇を目指す戦いが始まった。