ファイナルMVPとなったカリーは史上8人目の“3冠”達成 V奪還に喜びを爆発

[ 2022年6月17日 13:29 ]

MVPトロフィーを手にして笑顔を見せるウォリアーズのカリー(AP)
Photo By AP

 NBAファイナルのMVPには6試合で187得点を挙げたステフィン・カリー(34)が選出された。チームはここ8年で4回目の優勝だが、2015年はアンドレ・イグダーラ(38)、17年と18年はケビン・デュラント(33=現ネッツ)がMVPとなっており、カリーは自身4回目のリーグ制覇で初めての受賞となった。

 カリーはシーズンMVP(15、16年)と得点王(16、21年)に加え、今季はファイナルのMVPも受賞。この3つのタイトルを手にしたのはウィルト・チェンバレン、カリーム・アブドゥルジャバー、シャキール・オニール、マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、レブロン・ジェームズとデュラントに続いて史上8人目となった。

 4年ぶりに“V奪還”を果たしたカリーは「我々はこれ(優勝)を成し遂げる道を見つけたんだ。10年から11年かけて積み重ねた経験が生きたと思う。大きな意味を持つ優勝だ」と喜びを爆発。2019年には故障で5試合にしか出場できずチームは15勝50敗の西地区全体最下位と低迷したが、年俸4578万ドル(約61億3000万円)で迎えた今季は見事に頂点に返り咲いた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月17日のニュース