柔道・大野将平が東京五輪以来の73キロ級復帰戦へ GSウランバートル大会

[ 2022年6月17日 14:00 ]

大野将平
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 全日本柔道連盟は17日、グランドスラム(GS)ウランバートル大会(6月24~26日)に派遣する男子6選手、女子6選手の計12選手を発表し、昨夏の東京五輪金メダリストで73キロ級の大野将平、同81キロ級の永瀬貴規(ともに旭化成)らが選ばれた。大野将、永瀬はともに体重別個人戦としては五輪後初実戦となる。

 東京五輪で2連覇を達成した大野将は、今年4月の体重無差別で争う全日本選手権に出場して初戦敗退。今年9月に予定されていたアジア大会(中国・杭州)代表に選出されていたが、大会は1年延期が決まっている。全日本選手権に出場した際には「なかなかパリ(五輪)まで頑張ると声を大にして言えないが、久しぶりに皆さん(有観客)の前で柔道ができた。自分の心がどういった動きを見せるか期待して待ちたい」などと話しており、今後の去就が注目される中での73キロ級での復帰戦となる。


 派遣選手は以下の通り。

 ▽男子 60キロ級・永山竜樹(了徳寺大職)、73キロ級・大野将平(旭化成)、81キロ級・永瀬貴規(旭化成)、100キロ級・飯田健太郎(旭化成)、100キロ超級・小川雄勢(パーク24)、太田彪雅(旭化成)
 ▽女子 48キロ級・角田夏実(了徳寺大職)、52キロ級・志々目愛(了徳寺大職)、57キロ級・芳田司(コマツ)、63キロ級・鍋倉那美(了徳寺大職)、70キロ級・大野陽子(コマツ)、78キロ級・梅木真美(ALSOK)

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