ウォリアーズが第2戦で 雪辱 ホームで1勝1敗 カリーが5本の3Pで29得点

[ 2022年6月6日 11:38 ]

第3Q終了間際、ハーフライン近くからシュートを決めたプールを抱きしめるカリー(AP)
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 今季のNBA王者を決める「ファイナル(FINALS)」の第2戦が5日、カリフォルニア州サンフランシスコで行われ、地元のウォリアーズ(西地区)が107―88(前半52―50)でセルティクス(東地区)を下して1勝1敗。ステフィン・カリー(34)が第3Qまでの出場ながら5本の3点シュートなどで29得点を稼いでホームでの連敗は免れた。

 第3Qの残り2分からはカリーとジョーダン・プール(22)が3点シュートをそれぞれ2本ずつ決めてこのクオーター終了時点で20点差。2日の第1戦では第3Q終盤で一時15点をリードしながら第4Qで16―40と失速して敗れていたが、この日の第4Qは20―24として無難に逃げ切った。

 3Qだけのスコアは35―14。今ポストシーズンの全試合で1クォーターだけで2ケタ点差がついたのはこれが91回目で、これは2017年の90回を超えて歴代最多となった。

 ウォリアーズは3点シュートを37本中15本成功(成功率40・5%)。そのち4本は17得点を挙げたプールだった。カリーの2試合の合計得点は63。3点シュートの成功は26本中12本(成功率46・2%)となっている。

 セルティクスでは第1戦で12得点だったジェイソン・テータム(24)が28得点を挙げたが、初戦で26得点だったアル・ホーフォード(36)は2得点のみ。チーム全体で3点シュートはウォリアーズと同じく37本中15本を決めたものの(成功率40・5%)、ターンオーバーを19回犯して33失点を記録するなどミスの多い試合内容となった。

 なお第3戦(8日)と第4戦(10日)はセルティクスの地元ボストン(マサチューセッツ州)での開催となる。

 <ファイナルの結果と日程>
 ▼第1戦=〇セルティクス120―108●ウォリアーズ
 ▼第2戦=〇ウォリアーズ107―88●セルティクス
 ▼第3戦=8日(ボストン)
 ▼第4戦=10日(ボストン)
 ▼第5戦=13日(サンフランシスコ)
 ▼第6戦=16日(ボストン)
 ▼第7戦=19日(サンフランシスコ)
 *日付は米国時間

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