中村親方　最先端の二所ノ関部屋を絶賛「大人数が苦手な子でも生活できる」、個室や2～3人部屋もあり

記者の質問に答える元嘉風の中村親方（撮影・木村　揚輔）
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　大相撲の元横綱・稀勢の里（35、本名・萩原寛＝スポニチ本紙評論家）が師匠を務める二所ノ関部屋の部屋開きが5日、茨城県阿見町で行われた。昨年8月の独立後は筑波大で仮住まいしていたが、1800坪（約6000平方メートル）の新拠点がこのほど完成。2面土俵に加えて広大な敷地内にはバスケットボールができるスペースなど、常識にとらわれない親方の意向が随所に反映された。

　最先端の相撲部屋について、部屋付きの中村親方（元関脇・嘉風）は「快適だと思います」と絶賛した。幕下以下は大部屋が原則だったが「大人数が苦手な子でも少人数で生活できる」と個室や2～3人部屋がある利点を説明した。「これだけの環境が整えられているから言い訳できない」と話し、強い力士を育てる使命感を強めた様子だ。二所ノ関親方と力を合わせ「相撲界の発展のために」と角界に新たな風を吹き込んでいく。