17歳アマの馬場咲希は通算9オーバー「将来戦いたい舞台。ご飯を食べてもっと飛ぶようにしたい」

米女子ゴルフツアー　全米女子オープン最終日 （ 2022年6月5日    ノースカロライナ州パインニードルズGC＝6638ヤード、パー71 ）

　アマチュアの馬場咲希（17＝日本ウェルネス高2年）は31位から出て1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78で回り、通算9オーバー。出だしの1番でバーディー発進も、バックナインは6つスコアを落とすなど苦しんだ。日本人アマとしては8年ぶりに予選を突破した17歳。ホールアウト時点での順位は49位に下げ、日本人アマの大会最高成績（87年、服部道子の21位）更新は厳しい状況となっている。

　「メジャー最終日の難しいセッティングに対応できず、後半はボギーを連続で打ってしまい、その後もダブルボギーを打ってしまったんですけどすごくいい経験にもなったし、楽しいラウンドだったので来年も来れるように頑張りたいです」。初々しい表情で前向きに振り返った。

　東京五輪金メダリストのネリー・コルダ（米国）に憧れる。1メートル75、58キロとスケールが大きく、将来性豊かな17歳。「この年で海外メジャーの予選通過も経験できた。（米ツアーは）自分も将来、戦いたい舞台。世界のトップ選手のプレー、飛距離も目の前で見ることが出来た。（今後は）体力作りとご飯を食べて体重を増やして、次出るときはもっと飛ぶようにしてアプローチの種類も増やして出たいです」と話していた。