近大が5連覇 個人戦は三田大生が初V 西日本学生相撲選手権大会

[ 2022年6月6日 07:12 ]

近大の三田大生
Photo By スポニチ

 第96回西日本学生相撲選手権大会が5日、大阪・堺市大浜公園相撲場で11校が参加して行われた。団体戦は近大が5年連続42度目の優勝を果たし、個人戦は三田大生(近大3年)が頂点に立った。

 5校が参加した2部団体戦は関大が優勝して1部リーグに進出。計7校の総当たりで争われた1部団体戦は、近大が圧倒的な選手層の厚さを見せて6戦全勝。最終戦を残して早くも5連覇が決定した。昨年の団体メンバーに入っていた主将の藤澤詩音(4年)と三田に加え、昨年個人戦優勝の山崎勝磨(3年)、久國颯治(4年)、北野泰聖(3年)と盤石の布陣だった。金沢学院大が準優勝、同志社大が3位入賞。2部から勝ち上がった関大は2勝を挙げて5位に入り、44年ぶりの1部昇格を決めた。最下位の愛知学院大は2部降格となった。

 1部個人戦は2部の上位4人を加えた60人で争われた。昨年覇者の山崎(近大3年)は準決勝で井手純也(金沢学院大3年)に電車道の押し出しで敗れた。栃木・黒羽高3年時に中量級で世界一に輝いた実績を持つ三田(近大3年)が力強い押し相撲で勝ち上がり、準決勝は山中新大(関大4年)を押し出して決勝進出。決勝は互いにはたき合う展開から土俵中央で井手をはたき込み、大学初タイトルを手にした。

続きを表示

2022年6月6日のニュース