新ツアーに日本から谷原、木下稜、香妻が挑戦「良いものを日本に持ち帰りたい」

[ 2022年6月1日 18:43 ]

谷原秀人
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 話題の新ツアーに日本から3選手が挑戦することになった。

 米ツアーに対抗する形で白鮫グレグ・ノーマンがサウジアラビアの政府系ファンドと立ち上げたリブ・ゴルフ・シリーズは6月9日に英国のセンチュリオンGCで開幕する。

 主催者から初戦の出場選手が発表され、米ツアーを主戦場とするダスティン・ジョンソンやケビン・ナらとともに日本ツアーの選手会長・谷原秀人、木下稜介、香妻陣一朗が名を連ねた。
 大会は3日間54ホールのストロークプレーで個人戦と団体戦が行われる。

 谷原は「どんなものか見てみたいですし、3日間でショットガンとか面白いじゃないですか。その他のイベントとかも。PGAツアーは知っているし、欧州ツアーも知っている。次の新しいツアーは何をするんだろうというのはあった」と話した。

 ただ、PGAツアーは、新ツアーが有力選手に巨額の移籍金を提示して引き抜きを図っていることに不快感を示し、新ツアーに出場する選手にはPGAツアーの出場資格を与えない方針を示していた。
 谷原は「それはできなんじゃないかと、独占禁止法というのもあるので。難しい部分はあるんじゃないかと思います。どっちにしろ仲良くできるか、できないかじゃないけど、出る選手は出ますから」と話し「僕は良いものを日本に持ち帰りたい気持ち」と決断の背景に選手会長の立場で、新ツアーから何かを吸収したいという気持ちがあったことを明かした。

 また、木下稜は新ツアー挑戦について「レベルの高い選手のプレーを見て吸収したい気持ちがあった」と話した。

 香妻は「詳しいことは分からないですけど、出場できるということでしたいなと。出られる試合は出ようかなと」と迷いなく決断したよう。個人戦の優勝賞金が400万ドル(約5億1700万円)と高額なことから「凄い試合ですよね。参加選手を見たら凄いトップ選手が多かったですし」と興奮気味に話していた。

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2022年6月1日のニュース