橋添4姉妹の末っ子・穂、11位発進「堅忍果決」で将来の日本一目指す ECCレディース開幕

[ 2022年6月1日 17:18 ]

橋添穂
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 女子ゴルフのステップ・アップ・ツアー、ECCレディース(賞金総額2000万円、優勝賞金360万円)は1日、兵庫県神戸市の北六甲CC東コース(6480ヤード、パー72)で開幕した。

 2000年度生まれの“ミレニアム世代”橋添穂(21=国際スポーツ振興協会)は4バーディー、1ボギーの69で回り、首位に5打差の3アンダー、11位スタートを切った。

 「アイアンショットが大分良くなってきてたのでもうちょっといけたかなと思います。決めるパッティングをもう少し勇気を持って打てていたら」

 予選落ちという結果には終わったが、地元・山梨で開催された前週のレギュラーツアー、リゾートトラスト・レディースからアイアンショットの調子は上向き。5番パー4(377ヤード)では残り145ヤードの第2打を8Iでピン側50センチに寄せてバーディーを奪うなど、ショットに本来の精度が戻ってきた。

 3人の姉同様、ツアープロの父・純司(72)にゴルフの指導を受けた。山梨・山梨学院高を卒業後、2021年6月にプロテスト合格。プロ入り後、レギュラーツアーでは4戦して予選通過は1試合。2021年ニッポンハム・レディースの55位が最高だが、将来が期待される選手の一人。ゴルフと並行してモダンバレーの教室にも通い、柔軟性とバランス感覚には自信を持っている。

 「プロの世界という幸せな場所に立っていると思います。あとは結果を出すこと。もっともっとゴルフがうまくなりたいです」
 将来の夢はメルセデスランキング1位。好きな言葉は堅忍果決。コツコツと努力を積み重ね、飛躍の時を待っている。

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2022年6月1日のニュース