畑岡奈紗がメジャー10勝のソレンスタムから学ぶ　全米女子OP

畑岡奈紗（AP）
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　女子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米女子オープンは6月2日から4日間、ノースカロライナ州のパインニードルズGCで行われる。昨年、プレーオフの末に惜敗した世界ランキング7位の畑岡奈紗（23＝アビームコンサルティング）が悲願のメジャー初制覇を目指す。

　「全米女子オープンということで凄く難しいセッティングで、日に日にグリーンも硬くなっているので。スピンのかかったショットがセカンド以降に必要と感じる」

　31日には3度の大会制覇を誇るアニカ・ソレンスタム（51＝スウェーデン）と同じ組で練習ラウンドした。「メジャー10勝されている。いろいろ話をさせてもらって、メジャーで何を変えたかという質問をした。何か意識を変えるんじゃなくて、自分がちゃんと準備してきたことを自信をもってやるというのをやっていたみたい。それだけの準備をしてきたことが自信になってきたんだなって」。前週も同じホームコースであるフロリダ州のレイクノナG＆CCでソレンスタムから誘いを受け、ラウンドする機会を得た。「まさか誘ってもらえるとは。凄く緊張感のあるラウンドだった」。メジャー10勝を含む米通算72勝のレジェンドから、メジャー制覇へのエッセンスを直に学ぶことができた。

　昨年、プレーオフの末に笹生優花に惜敗した今大会。「あと一歩届かなかった。少し悪い状態からプレーオフまでいけたのは少し自信にはなったけど、やっぱりやっぱり勝ちたかった思いが強い」と振り返った。昨年の雪辱を果たし、メジャーのタイトルを今年こそつかみ取るべく「あと1日あるので、ショートゲームの練習とコースマネジメントを確認して。しっかりと準備をしていきたい」と力を込めた。