松山英樹が69で5打差の2位に浮上「いいプレーができた」 マスターズ第2日

[ 2022年4月9日 09:11 ]

米男子ゴルフ マスターズ第2日 ( 2022年4月8日    ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC=7510ヤード、パー72 )

第2ラウンド、7番でティーショットを放つ松山英樹(共同)
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 5打差の19位から出た松山英樹(30=LEXUS)は強風下で4バーディー、1ボギーの69と伸ばし、通算3アンダーの2位に浮上した。67をマークして単独首位に立ったスコッティ・シェフラー(25=米国)とは5打差。

 強風が吹いた第2ラウンド。前回王者が69をマークし、優勝戦線に加わった。松山は「(同組の)ジャスティンが5アンダーを出していたので、引っ張られるような形でいいプレーをできた。3アンダーは悪くないと思う」と納得の表情を浮かべた。

 2番パー5で2オン2パット、3番は残り42ヤードの第2打を1メートルに寄せて連続バーディーが先行。6番パー3はピン手前90センチにつけてスコアを伸ばした。中盤は耐える展開。11、12番はグリーンを外しながら寄せてパー。13番パー5では第2打を小川に打ち込みながらアプローチを寄せてパーを拾った。

 そして迎えたパー5の15番だった。「木が邪魔でフックかけないといけない。あれがベストショット」と、残り225ヤードを4Iで2オンに成功。17メートルの3打目をしっかり寄せて、この日4つ目のバーディーを奪った。

 ディフェンディングチャンピオンという重圧の中、2位の好位置に浮上してみせた。史上4人目の大会連覇への期待がふくらむ決勝ラウンド。「いいプレーをしたいけど、なかなか簡単にはいかないと思うので、しっかりと準備したい」と気を引き締めた。

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