ペア“りくりゅう”SP3位発進、最後のハレルヤ「本当に感謝しかない」

[ 2022年3月24日 06:08 ]

フィギュアスケート世界選手権第1日 ( 2022年3月23日    フランス・モンペリエ )

3位につけた三浦璃来&木原龍一(撮影・長久保 豊)
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 ペアSPが行われ、北京五輪7位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は71・58点で3位スタートとなった。76・88点で首位のアレクサ・クニエリム、ブランドン・フレージャー組(米国)と5・30点差となった。終盤のスロー3回転ルッツで三浦が両手を突くミスもあったが、今大会がラストとなるプログラム「ハレルヤ」を演じ切ると“りくりゅう”の2人は笑顔を見せた。

 来季は新プログラムを予定しているため、「ハレルヤ」は今大会が最後となる。「このプログラムを初めて皆さんに見ていただいたのも、去年の世界選手権だったと思うんですけど、そこでは世界で戦える自信はまだなかったんですけど、このプログラムがいてくれたので、僕たちが本当に世界で戦える自信がもの凄くついていってくれた。本当に感謝しかない」と木原。三浦も「始まる前にハレルヤ最後なんだって本当にしみじみした気持ちだったので、最初のポーズからすごく楽しかった」と振り返った。

 24日のフリーでも、自分たちを成長させてくれたプログラム「ウーマン」の最後の演技となる。日本勢10年ぶりの表彰台が懸かるが、「失うものは元々何も持ってないので、とにかく明日も今日と同じで全力で楽しんで僕たちの持ち味を発揮できるように頑張りたい」と木原。三浦も「フリーではまたショートと違った雰囲気なので、私たちらしい演技ができるように頑張りたい」と前向きに語った。

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2022年3月24日のニュース