松山がマスターズ前年覇者会見　連覇へ「良いプレーを」、前哨戦の出場示唆

松山英樹
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　男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズ（4月7～10日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC）に先駆け22日、松山英樹（30＝LEXUS）が前年覇者による恒例の電話会見に臨んだ。松山は史上4人目の連覇への期待がかかる大会に向け、「また良いプレーをしたいという気持ちが強い」と抱負を口にした。

　今月第1週に首から肩に痛みが出て、翌週の大会は棄権。以降は実戦から離れたが、21日に練習を再開した。「痛みはだいぶ取れてきた。8割くらいのスイングだけど練習を再開できてよかった」。あくまでも患部の状態次第だが、31日開幕のバレロ・テキサス・オープンでの実戦復帰を示唆した。

　今季は既に2勝しており「悪いパッティングを重点的に練習できているので、楽しみな戦いになると思う」と手応えもある。過去の大会連覇はジャック・ニクラウス、ニック・ファルド、タイガー・ウッズだけで「今週と来週でゴルフの状態が上がるか分からないが、いいプレーができるように準備したい」と偉業への決意を示した。