スパトライアスロン2022シリーズー再来ー5月21、22日に陸前高田市からスタート

[ 2022年3月18日 17:40 ]

<スパトライアスロン2022会見>笑顔でポーズする(左から)江畑幸子氏、田山寛豪氏、くまモン、荻原次晴氏
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 日本スパトライアスロン協会準備室は18日、「スパトライアスロン2022シリーズ―再来―」の会見を開き、5月21、22日に岩手・陸前高田市で12年ぶりに大会を実施することを発表した。

 「スパトライアスロン」は、ランニングやウオーキングなどと温泉を融合させ誰もが楽しめる健康増進のためのスポーツ大会。07年にスタートしてこれまで各地で17大会を実施。しばらく大会は行われていなかったが、長引くコロナ禍で、リモートワークや自粛生活の影響から運動不足となる人が増える中、スポーツと健康の力、日本の地方に眠っている魅力との出会い、誰もが気軽に楽しみ心身の健康と癒しを得られるようにと2022シリーズの開催を決定した。

 競技は、タイムを競うリレー形式レース、ウオーキングラリー形式のアトラクション型などがあり、誰もが自分に合ったレースを楽しむことができる。陸前高田市を皮切りに、10月には高知・足摺岬温泉、11月に札幌市、来年2月に熊本・人吉温泉での開催を予定している。

 会見にはトライアスロンで五輪に4度出場した田山寛豪氏、ノルディック複合で長野五輪出場の荻原次晴氏、バレーボール女子でロンドン五輪銅メダルの江畑幸子氏がゲストとして登場。人吉温泉で開催されるとあって熊本県PRキャラクター・くまモンも駆けつけた。田山氏は「成功が日本の健康増進につながる。参加して盛り上げていきたい」と抱負を語った。

 日本スパトライアスロン協会準備室の井上康治専務理事は「スポーツの力でウクライナ避難民を支援しよう」という目的で、多くのウクライナ人が避難しているポーランドにトラックを贈ることも発表した。

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2022年3月18日のニュース