ラプターズ5連勝 渡辺は出場機会なし レイカーズのジェームズは18季ぶりの借金11

[ 2022年3月17日 14:11 ]

クリッパーズのバトゥームをかわしてシュートを放つラプターズのシアカム(AP)
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 NBAは16日に各地で12試合を行い、東地区全体7位のラプターズは敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)で西地区全体8位のクリッパーズに103―100(前半54―44)で競り勝って39勝30敗。5連勝を飾って無条件でプレーオフに進出できる下限となっている東地区全体6位のキャバリアーズとのゲーム差はなくなった。

 今ロードは5勝1敗で終了。パスカル・シアカム(27)が31得点と12リバウンド、フレッド・バンブリート(28)が21得点を稼いで勝利に貢献したが、渡辺雄太(27)には2試合連続で出場機会はなかった。

 なおラプターズは18日に地元トロント(カナダ・オンタリオ州)でレイカーズと対戦。その後は再び76ersとブルズとのロードゲームが控えている。

 西地区全体9位のレイカーズは敵地ミネアポリス(ミネソタ州)で7位のティンバーウルブスに104―124(前半46―67)で敗れて3連敗で29勝40敗。14日のラプターズ戦に続いて2試合連続で一度もリードを奪えず“借金11”は今季ワーストとなっている。

 レブロン・ジェームズ(37)は19得点を挙げたものの出場時間帯のチームスコアはマイナス19。所属したチームが“借金11”を経験するのはキャバリアーズでのデビュー年(2003年シーズン=35勝47敗)以来となった。

 さらにここ3試合の試合中での最大点差は35→28→25。3試合連続で25点以上を追うことになったケースは、NBA19シーズン目で自身初めての出来事となった。

 勝ったティンバーウルブスは3連勝で41勝30敗。14日のスパーズ戦で自己最多の60得点を記録したセンターのカールアンソニー・タウンズ(26)が30得点をマークし、チームはここ10戦で9勝目を挙げている。

 西地区全体5位のマーベリクスは敵地ブルックリン(ニューヨーク州)で4連勝中だったネッツに113―111(前半58―61)で勝って3連勝で43勝26敗。シーズン途中でウィザーズからトレードで移籍してきたスペンサー・ディンウィディー(28)が3点シュートによるブザービーターを決め、2017年から4シーズン在籍した古巣相手に劇的な勝利を挙げた。

 西地区全体3位のウォリアーズは地元サンフランシスコ(カリフォルニア州)で東地区全体4位のセルティクスに88―110(前半32―48)で敗れて47勝23敗。連勝は4でストップした。

 この試合の第2Qの7分すぎにはセルティクスのマーカス・スマート(28)とルーズボールを争ったステフィン・カリー(34)が左脚を負傷。その後はコートに戻らず結局14分のみの出場で3得点に終わっている。

 <16日の結果>
*ホーネッツ(35勝35敗)116―106ホークス(34勝35敗)
76ers(42勝26敗)117―114*キャバリアーズ(39勝30敗)
ナゲッツ(42勝28敗)127―109*ウィザーズ(29勝39敗)
マーベリクス(43勝26敗)113―111*ネッツ(36勝34敗)
*ニックス(29勝40敗)128―98トレイルブレイザーズ(26勝42敗)
サンズ(56勝14敗)129―112*ロケッツ(17勝52敗)
*ティンバーウルブス(41勝30敗)124―104レイカーズ(29勝40敗)
*スパーズ(27勝43敗)122―120サンダー(20勝49敗)
*ジャズ(43勝26敗)125―110ブルズ(41勝26敗)
セルティクス(42勝28敗)110―88*ウォリアーズ(47勝23敗)
バックス(44勝26敗)135―126*キングス(25勝46敗)
ラプターズ(39勝30敗)103―100*クリッパーズ(36勝36敗)
 *はホームチーム

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