樋口美穂子コーチが独立&新クラブ「LYS」設立を発表 「ともにスケート界を高め合いたい」

[ 2022年3月16日 08:00 ]

宇野昌磨ら多くの選手を育てた樋口美穂子コーチ(右)。19年2月「四大陸選手権」での宇野をねぎらう同コーチ
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 フィギュアスケート男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)ら多くの選手を育てた樋口美穂子コーチが15日、自身のツイッターなどを更新し、グランプリ東海クラブからの独立と「フィギュアスケートクラブ LYS」の設立を発表した。

 LYSの公式ホープページでは、代表を務める樋口美穂子コーチの署名とともに「ご挨拶」として長文のコメントが寄せられた。

 「フィギュアスケートクラブLYSのホームページをご覧いただきましてありがとうございます。この度、長く関わらせて頂いたGP東海クラブ、恩師山田満知子コーチの元を離れ、独立させて頂く運びとなりました。コーチ歴31年、選手時代も併せ47年間、スケートに関わらせて頂く中で、たくさんの選手と巡り合い、素晴らしい経験をさせて頂きました。だからこそ、『技術や人間性が向上していくだけではなく、選手1人1人の能力を引き出し、その人らしく輝いて貰いたい。』そんな想いから、選手と共に成長していけるようなクラブを創ろうと、独立を決意しました。お世話になった恩師山田満知子コーチには言い尽くせないほど、感謝しています。共にフィギュアスケート界を高め合えるクラブでありたいと思います」(原文まま)

 新たなクラブのミッションとして「フィギュアスケートで結果を出すのはもちろん、人間的成長を叶えることを目指し、人生全般を見据えたうえでの指導を大切にしています」と明記した樋口コーチ。同ホームページでは、限定30人とする選手募集(5歳から)の要項なども記された。

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2022年3月16日のニュース