NBAで2日連続の60得点 今度はネッツのアービングが記録 自身&チームの最多記録を更新

[ 2022年3月16日 11:50 ]

マジック戦でチーム新記録の60得点をマークしたネッツのアービング(AP)
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 NBAネッツのカイリー・アービング(29)が15日、敵地オーランド(フロリダ州)でのマジック戦で自己&チーム最多で今季リーグ最多記録に並ぶ60得点をマーク。150―108(前半86―56)での勝利に貢献し、東地区全体8位のネッツは4連敗のあと4連勝を飾った。

 アービングは35分のプレータイムでフィールドゴール(FG)を31本中20本(うち3点シュートは12本中8本)、フリースローを13本中12本成功させて60得点。前日にティンバーウルブスのカールアンソニー・タウンズ(26)がスパーズ戦でマークしていた今季のリーグ最多得点記録に並んだ。

 2日連続で60得点以上が記録されたのは、1962年1月13日と14日にウォリアーズのウィルト・チェンバレンが1人で73得点と62得点をマーク(同17日にも62得点)して以来、60年ぶりの出来事。今季のNBAは高得点が相次いでおり、50得点以上はこれが16回目となった。

 アービングの従来の最多得点はキャバリアーズ時代の2015年3月12日にスパーズ戦で記録していた「57」で、50得点以上は通算6回目。この日は前半で41得点を稼いでおり、AP通信よれば、これは2003年3月28日にコービー・ブライアント(レイカーズ)がウィザーズ戦で記録した42得点以来の前半でのハイスコアとなった。

 アービングは新型コロナウイルスのワクチン未接種のため、室内業務従事者に接種を義務付けている地元ニューヨーク市ではプレーができず、今季はここまでロードゲームのみに19試合に出場。しかし8日にシャーロット(ノースカロライナ州)で行われたホーネッツ戦でも50得点をマークしており、出場したここ3試合で2度、50得点以上をたたき出している。

 またネッツでは13日のニックス戦でケビン・デュラント(33)が53得点。同一チームで異なる2選手が2試合連続で50得点以上を記録したのはNBAでは初めてとなった。

 <15日の結果>
ネッツ(36勝33敗)150―108*ネッツ(18勝52敗)
グリズリーズ(48勝22敗)135―102*ペイサーズ(23勝47敗)
*ヒート(46勝24敗)105―98ピストンズ(18勝51敗)
サンズ(55勝14敗)131―115*ペリカンズ(28勝41敗)
 *はホームチーム

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