ラグビー大阪 3月2日頃に再編成を選手たちに通達 規模縮小でD3から再出発へ

[ 2022年3月16日 17:59 ]

リーグワンのマッチボール
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 NTTとNTTドコモ、NTTコミュニケーションズは16日、今年7月をめどにラグビー関連の新事業会社を3社合同で立ち上げると発表した。現在、リーグワン1部に参戦しているNTTドコモレッドハリケーンズ大阪(以下、大阪)とNTTコムシャイニングアークス東京ベイ浦安(以下、浦安)は、今季終了後にチームの再編成を行う。

 3社の発表によれば、今年1月のNTTドコモによるNTTコムの子会社化を契機に、両者が保有するラグビーチームと運営のあり方を検討。その結果、新たに立ち上げる事業会社が運営するチームが浦安の拠点グラウンドやホストエリアなどを引き継ぎ、NTTグループのシンボルチームとして活動を行っていくという。また、NTTドコモ単体でも引き続きチームを保有し、大阪を拠点に社員選手を中心に活動を継続する。

 NTTドコモの担当者によると、大阪の選手たちに再編成の説明がされたのは今月2日頃だったという。再編成によって今後、大阪に本拠を置くNTTドコモ保有のチームは戦力の縮小を余儀なくされ、D3から再出発する見通しとなっている。

 ただ、来季以降にD2やD1へと昇格する可能性もある中で、同担当者は具体的な目標について「チームとして運営していくので、もちろん勝利や優勝を目指していくことになる。ただ、まだ体制が決まっていないので…」と話すにとどめた。

 一方、チームを支えるファンに対しては「チームとして大阪に残り、今後も地域に根ざして育成や普及なども行っていく。体制は変わりますけど、引き続きスポーツの良さを伝えていくので、変わらずに応援していただきたい」と語った。

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2022年3月16日のニュース