スーパーボウル王者ラムズのウィットワースが引退を表明 NFL最年長のレフト・タックル

[ 2022年3月16日 09:24 ]

2月16日の優勝パレードに参加したラムズのウィットワース(AP)
Photo By AP

 2月13日に行われたNFLスーパーボウルで優勝したラムズのオフェンシブ・タックル(OT)、アンドリュー・ウィットワース(40)が15日に現役引退を表明。「まだ戦いたいという気持ちはあるが、もう体がそれを望んでいない」と体力的な限界を理由に16シーズンにおよんだ選手生活に別れを告げた。

 201センチ、150キロのウィットワースはルイジアナ州立大から2006年のNFLドラフトで2巡目(全体55番目)に指名され、今スーパーボウルで対戦したベンガルズに入団。オールプロには2回、プロボウルには4回選出され、2017年にラムズに移籍していた。

 ウィットワースは昨季先発したNFLの“レフト・タックル”としては最年長選手で、現役最後の試合で古巣を破って自身初のチャンピオン・リングを手にした形。新型コロナウイルスの感染拡大で混乱していた2020年3月にはロサンゼルスの食料支援団体に25万ドル(約3000万円)を寄付したことでも注目され、社会貢献に寄与した選手に与えられる「ウォルーター・ペイトン賞」を受賞していた。

続きを表示

2022年3月16日のニュース