アダム・スコットとユニクロが米カリフォルニアでジュニア大会 日本でも「ぜひ実現したい」

[ 2022年3月3日 05:30 ]

参加選手と写真に収まるアダム・スコット(左から3人目)(ユニクロ提供)
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 株式会社ユニクロと、男子ゴルフのアダム・スコット(41=オーストラリア)がホストを務めるジュニアゴルフ大会「ユニクロ・アダム・スコット・ジュニアチャンピオンシップ」が2月19~21日、米カリフォルニア州のリバーリッジGCで開催された。

 スコットは13年にユニクロとパートナーシップを締結し、同社のグローバルアンバサダーを務めている。ジュニア育成の活動に関して両者で話し合いを重ね、ユニクロの提案にスコットが賛同し、大会開催にこぎつけた。

 スコットは「私はジュニアをサポートしたいという情熱を持っていた。ユニクロさんのおかげで思いが実りこの大会を開催できることになった。選手たちは真剣勝負の中でも互いに励まし合い、ジョークを言って笑い合うなど、いい環境だなと思った」と話した。

 大会には米国、オーストラリア、韓国などから男女計77人が参加し、54ホールのストロークプレーで争われた。男子はジェフリー・グアン(オーストラリア)が、女子はフランシス・キム(米国)が優勝した。

 20日まで米ツアーのジェネシス招待に出場していたスコットは最終日の21日に会場入りして観戦。「プレーのレベルは非常に高かった。風が強く難しいコンディションにもかかわらず、多くの選手がアンダーパーやイーブンパーをマークした」と満足そうに話した。

 ジュニアに技術指導を行い、様々な質問にも答えたスコットは「単にスコアを競い合うだけでなく、ジュニアが楽しみながらプレーし“また来年も出たい”と思うような試合にしたい」と今後のプランを語り、日本での大会開催についても「いろんな人の助けも必要だが、ぜひ実現させたい」と前向きな姿勢を示した。

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2022年3月3日のニュース