山縣亮太が昨年10月に右膝を手術していたと明かす 今季初戦は未定「状態見ながら目標を設定」

[ 2022年2月22日 10:17 ]

山縣亮太
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 陸上男子100メートルの日本記録保持者・山縣亮太(29=セイコー)が22日、オンライン形式で取材に応じ、昨年10月に右膝の手術をしたことを明かした。日本選手団主将を務めた昨夏の東京五輪から「1カ月経つか経たないか、8月の終わりか9月の頭」の練習中に痛めたという。

 手術について山縣は右膝の膝蓋腱で、骨棘(きょく)の切除と腱の修復だったと明かした。手術後は1週間入院した後に可動域の回復や膝関節周辺のリハビリを始め、現状を「経過は順調に来ていて、肌感覚で7、8割(治った)というところ。思い切り負荷をかけてのウエートや走ったりはできていない」と説明した。今季初戦については未定で、「世界選手権(7月、米オレゴン州ユージン)やアジア大会(9月、中国・杭州)もあると思うが、そこへ向けて可能な限りチャレンジしていきたい。あくまでもケガの治療の優先順位が高いので、ケガの状態を見ながら目標設定していきたい。2、3年後を一番の目標に掲げて、中長期的プランでトレーニングに励んでいきたい」と語った。

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