ホテル内監視!? ゾッとして鳥肌も震えてカロリー消費

[ 2022年2月9日 05:30 ]

 【北京日記】バブル下の大会では、運動不足の解消も課題となる。ホテル、試合会場は出入り口にバスが横付けされ、メインメディアセンターもバス乗り場まで徒歩1分弱。自主的に動かなければ、身体活動によるエネルギー消費は極めて少なくなる。ホテルの部屋での筋トレ、逆立ち、反復横跳び、各会場での階段移動の徹底などを試みたが、爽快感がない。

 幸い、ホテルの地下にジムがある。コロナ感染リスクを考えて利用を避けてきたが、人気のない時間に足を踏み入れた。早朝5時半。誰もいないのでマスクを外し、除菌シートで入念に拭いた上でランニングマシンに乗った。走りだして1分足らず。普段はフロントにいる従業員が現れ、マスクを着けるよう指示された。監視されていたかのようなタイミング。中国では客室の会話が筒抜けという話は耳にするが…。ゾッとして鳥肌が立ったが、震えるとカロリーを消費するのでよしとした。(木本 新也)

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2022年2月9日のニュース