ショートトラック 男子1500メートルは吉永一貴が準決勝進出 宮田将吾、菊池耕太は敗退

[ 2022年2月9日 20:28 ]

北京五輪第6日 ショートトラック男子1500メートル ( 2022年2月9日    首都体育館 )

吉永一貴

 ショートトラックの男子1500メートル準々決勝が行われ、日本からは菊池耕太(25=恵仁会)、吉永一貴(22=トヨタ・中京大)、宮田将吾(19=阪南大)の3選手が出場した。

 第3組で登場した菊池は、2分15秒243で写真判定の末、4着。タイム順を争ったが、敗退となった。

 一方、吉永と宮田は共に第5組で登場する“直接対決”。序盤から宮田が先頭を取る積極的な仕掛けを見せ、その後も激しい順位争いを演じたが、最後は吉永が2分12秒450の2着で同日の準決勝進出。宮田は2分13秒799の5着で敗退となった。

 2度目の五輪となった吉永は7日の男子1000メートルで「失格」により準々決勝敗退。悔しい思いをしたが、雪辱を果たすべく準決勝に進んだ。

 日本ショートトラックでのメダル獲得は、98年長野五輪で金メダルを手にした西谷岳文らを最後に遠ざかっており、メダル獲得に期待が掛かる。

【談話】
 ▼宮田将吾「自分らしいレースができたのは良かったが、シンプルに実力不足で負けた感じがしたので悔しい」

 ▼菊池耕太「少し惜しかったが、これが現実かなと思う。(初の五輪は)すごく緊張していたが、緊張も楽しめた」

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2022年2月9日のニュース