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GPファイナル中止決定 9日開幕予定もオミクロン株の水際対策で海外選手ら入国できず

[ 2021年12月3日 05:30 ]

フィギュア今後の主な大会
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 国際スケート連盟(ISU)と日本スケート連盟は2日、大阪・東和薬品ラクタブドームで9日に開幕予定だったフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルを中止すると発表した。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の海外での感染拡大で外国人の新規入国が一時停止されたことを受け、開催を断念。海外からは選手、コーチら合計172人が入国を予定していた。

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が、氷上決戦にも大きな影響を及ぼした。大阪でのGPファイナルの開幕を1週間後に控えたこの日、ISUと日本連盟が中止を発表。日本政府が11月29日に全世界を対象に外国人の入国禁止を決め、連盟などが対応を協議していたが、日本人を含む選手、コーチら合計172人の海外からの入国は認められなかった。中国・北京で開催予定だった昨年に続き、中止は2年連続となる。

 GPファイナルは、10~11月に開催されたGPシリーズの上位スケーターが集う、シーズン前半の大舞台。日本からは男子の鍵山優真(18=オリエンタルバイオ・星槎)、宇野昌磨(23=トヨタ自動車)、女子の坂本花織(21=シスメックス)、ペアの三浦璃来(19)木原龍一(29=ともに木下グループ)組が進出していた。

 海外勢では女子で世界最高得点を連発しているカミラ・ワリエワ(15=ロシア)、男子で世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(22=米国)らが出場予定だったが、期待されたハイレベルな争いは実現せず。ISUは、シーズン終わりに大会を延期する可能性を模索するとしている。

 GPファイナルは日本勢にとって22年北京五輪の選考にも関係があるが、中止の影響は少ない。男女のGPファイナル出場上位2人は選考対象となるとされていたが、鍵山、宇野、坂本は他の項目でも対象に。今後は、23日に競技が始まる全日本選手権(埼玉)に向けて調整を進める。鍵山は自身のツイッターに「全日本選手権に向けて頑張ります!」とつづった。

 ≪全日本へ海外拠点選手の対応は未定≫全日本選手権に向け、海外を拠点にする選手の帰国後の隔離や待機などについて、日本連盟の関係者は「まだ何も決まっていない」と説明した。女子の紀平、ペアの三浦・木原組はカナダ、アイスダンスの村元・高橋組は米国で調整している。サッカー女子日本代表はオランダ遠征からの帰国後、特例措置はなく2週間待機となり、WEリーグ5試合が延期となった。

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