稲森 史上最大逆転賞金王へ絶好 2位発進「パーパットが入りまくってくれた」

[ 2021年12月3日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ ( 2021年12月2日    東京都 東京よみうりCC 7023ヤード、パー70 )

18番、第2打を放つ稲森(撮影・沢田 明徳)
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 今季の優勝者ら30選手による予選落ちなしの最終戦が開幕した。大逆転での賞金王を狙う賞金ランキング5位の稲森佑貴(27=国際スポーツ振興協会)が5バーディー、1ボギーの66で回り首位と1打差の2位と好位置につけた。ツアー通算1勝の香妻陣一朗(27=国際スポーツ振興協会)が65で単独トップ。賞金1位のチャン・キム(31=米国)は74で最下位の27位と出遅れた。

 大逆転での賞金王が現実味を帯びてきた。66で回り2位と好発進した稲森は「パーパットが入りまくってくれた。それに救われた感じ」と息をついた。

 11番はバンカーから寄せ切れなかったが、8メートルのパーパットをねじ込んでピンチを切り抜けた。第1打をグリーン右に外した最終18番パー3では4メートルを沈めてパーを拾った。

 パットの不調が原因で過去2週連続予選落ち。今週の練習ラウンドでは、2年ほど使っているエースを握らず別のパターを試したが、エースの感触が忘れられず初日から投入。合計27パットと好結果につながった。「エースに戻した途端に忘れかけていたものを思い出した。有効期限が今日までじゃないのを祈っている」と笑った。

 現在賞金ランクは5位。同1位のC・キムとは約3663万円差。逆転するには優勝(賞金の出ないアマの中島が優勝なら単独2位)が絶対条件で、かつC・キムが単独11位以下(中島がキムより上位なら単独12位以下)になる必要がある。詳細な記録が残る85年以降、最終戦優勝で逆転賞金王になったのは00年片山晋呉、17年宮里優作だけ。過去2例は賞金2位からの逆転で同5位からひっくり返せば史上最大の逆転劇となる。

 稲森は「賞金王は良い意味で一回置いておいて、最終戦なので優勝できればうれしいけど、そこまでこだわりはない」と話すが、大きなチャンスが巡ってきたことは確かだ。

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