新旧融合でいざアイルランド戦へ 空中戦対策で新戦力を投入、ジョセフHCの起用の意図は?

[ 2021年11月4日 22:16 ]

オンライン会見に臨むジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ

 ラグビー日本代表が4日、日本時間6日午後10時キックオフのアイルランド戦(アイルランド・ダブリン、アビバスタジアム)のメンバーを発表した。

 10月23日のオーストラリア戦からの先発変更は3カ所。SOは松田力也から田村優、WTBはレメキ・ロマノラヴァからディラン・ライリー、FBはセミシ・マシレワから松島幸太朗に変わった。控えには、新たに山中亮平が入った。FWに変更はなかった。

 バックスは、マシレワが負傷したことでライリーに出番が回ってきた側面があるが、ジョセフヘッドコーチは「コンテストキックがたくさんある試合になると思っている。ディランはそのスキルを持っている」と説明。アイルランドが得意とするハイパントに対抗するための起用のようだ。また、CTBもできるライリーをWTBで使うことについては、「CTBは経験がある2人(中村とラファエレ)。ここは変えたくない。経験ある選手を残しつつ、新しい選手をつくる選択になった」と語った。

 19年W杯メンバーを先発に11人入れた。「W杯の11人を使うことも大事だが、ティア1に対して経験がない選手を使うことも重要だと思っている」と、新旧融合で臨む。 

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2021年11月4日のニュース